image1

FAVRE LEUBA ファーブル・ルーバの歴史

創業:1737年

~現存する2番目に古い時計ブランド~

 アブラハム・ファーブルによって1737年にスイスのジュネーブに創設。自社生産するマニファクチュールとしてスタートしている。現存する時計ブランドにおいてブランパンについで2番目に古い歴史を有し、さらに驚くのは時計メーカーとしては珍しく、8世代250年に渡り、一族で経営してきたことだ。才能ある時計職人たちを集めて、育ててきたことも存続してきた理由であろう。またスイスのクロノメーターの父といわれるJ・M・ウーリエがファーブル・ルーバの一員だったという事実を見れば、いかに同社が技術にこだわってきたかがわかる。さらに早くから経営体制の近代化を目指し、貿易や企業に精通するビジネスの専門家を雇ってきた。これらの努力は世界的な展覧会への参加や海外出展という形で実を結び、19世紀の商業的発展をもたらすものとなった。
 同社の時計は精度においても抜きんでており、1962年から'64年にかけてニューシャテル天文台コンクールで連続グランプリを獲得している。
 これまで発売されたモデルの中でも面白いものを紹介しよう。'60年代の派手な色使いのダイバーズモデル「Bathy160(フィート)」は人気があり、高度計を搭載した「Bivouac」は珍しい。クロノグラフの多くはバルジュー系を搭載していたようだ。興味深いのは古いゼニスのムーブメントを搭載するWネームモデルがあったり、まだまだ謎の多いブランドである。
 
「ウオッチ・ア・ゴーゴー No.38」より引用