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究極のベンラス タイプⅠクラスA スペシャルフォースバージョン

究極のミリタリーウォッチとも言える、ベンラス タイプⅠクラスAのスペシャルフォースバージョンが入荷しました。激レア過ぎます・・・・
私がミリタリーウォッチに興味を持ち始めた17年前から今まで、実物を見たのはこれで2本目、入手したのは初めてです。

ベンラスのタイプⅠクラスAはアメリカ陸海軍の特殊部隊やCIA海洋部隊に支給されていましたが、このスペシャルフォースバージョンは、陸軍特殊部隊のグリーンベレーや海軍特殊部隊のネイビーシールズが使用したと言われています。
一般モデルとの違いはケース、一般モデルの裏蓋には、ブランド名やミルスペック、製造年月などが記されていますが、このモデルは、シリアル番号のみ。これは、特殊部隊の身元が分からないようにするためだと言われています。ケースの形状も若干違いますが、大きな違いとしては、バネ棒タイプになっているということ。普通に考えれば、通常モデルと同じく強固なパリス管(はめ殺し)にすべきだと思われますが、なぜかバネ棒。ケースサイドにパリス管の跡が見られないことからも後から改造したものではないことが分かります。特殊な時計に思われないようにするためか?・・・・・これは謎です。



「ベトナム戦争で大きくクローズアップされたグリーンベレー、すなわち、アメリカ陸軍特殊部隊は、正規戦争の裏側で行われる不正規戦において、後方錯乱、対ゲリラ戦、住民宣撫を任務とする部隊だ。一般に特殊部隊というと特別な人間にみられがちだが、彼等は、各種の専門技術を持つプロフェッショナルの集団だ。敵地に深く潜入して作戦行動を実施するグリーンベレーにとって、最も重要視されるのはサバイバル・スキルであるが、それと同時に彼等の使用する小火器、ユニフォームに始まって、特殊部隊専用のナイフ、特殊無線器などなど、特殊な装備品が用意されている。その装備品のリストは謎のベールに包まれているが、ここに紹介するベンラスのTYPEⅠも特殊部隊用のその一つだ。”戦争の犬たち”と呼ばれる彼等の作戦行動は、常に秘密裡に遂行されなくてはならない。そうしたときに、たとえ腕にした小さな時計といえども身分を証明するものであってはならない。アメリカ軍の特殊部隊員の身分を隠すため、彼等に支給されるダイバーズ・ウォッチには、軍用時計として絶対に刻印が義務づけられているミル・スペックのかけらも見ることができない。このベンラス・ダイバーズ・ウォッチは誰が見ても普通の腕時計である。だが、その裏フタは、奥に秘められたグリーンベレーたちの戦いと、ミリタリー・ユースとしてのたしかな性能の証を、無言であるがゆえにかえってますます雄弁に物語っているのである。」


「世界の腕時計 No.7」より
2012/9/15