チュチマ ミリタリー クロノグラフ 西ドイツ空軍用 BUND レマニア5100 1980年代

Stock No.

CW-A219

Brand

TUTIMA

Year

1980年代

Model

Military Chrongraph

Material

SS

Size

縦44mm×横43mm

Caliber

LEMANIA 5100

Lug Size

20mm

Price(Tax incl)

SOLD OUT

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 チュチマのミリタリークロノグラフ、西ドイツ空軍制式時計です。
 この年代のモデルはあまり扱わないのですが、ポルシェデザインやオルフィナなど、レマニア5100を搭載している西ドイツ空軍モデルは好きで、取り扱っています。今回、コンディションが良いチュチマを見つけたので、仕入れました。本体は大変綺麗でニアミントコンディションです。
 このモデルは1985年に西ドイツ空軍の制式時計として採用されましたが、一般にも同じモデルを販売していました。一般モデルと違う点は、裏蓋の表記です。「BUND」というのは、ドイツ連邦軍を表す「Bundeswehr」の略で、西ドイツ軍の官給品に表記されました。このモデルの前に採用されていた、ホイヤーやジンのクロノグラフは、「Bundeswehr」表記が多いですね。それから、裏蓋にはNATOコードが刻印されていますが、「12」はドイツを表しています。
 このモデルは1989年からヨーロッパに駐屯するNATOアメリカ空軍にも制式採用されていますが、裏蓋の表記は「US-Property」になっています。興味深いところではNATOコードに「12」がそのまま使用されているんですよね。
 搭載ムーブメントはレマニアのCal.5100なんですけど、当時、軍が要求した様々なスペックをクリアするムーブメントとして、最適であったようです。軍が要求したスペックとは、オートマチック(自動巻き)、24時間表示、12時間積算計、60分積算計(センターセコンド)、デイデイト、ハック機構ということです。また、パワーリザーブ45時間以上、日差-2秒~8秒、作動環境-40℃~8℃、10気圧防水、耐震装置付という条件もありました。
 たしかにこれだけの条件を満たすムーブは5100しかない気がします。このレマニアCal.5100は一般販売時計にも多く採用されていましたが、現在は生産中止されています。
 この丸っこいケース形状にも意味があるようで、パイロットが重装備した状態で、狭いコクピットの中で、過激な動きをしても支障ないようにしているとのこと。ケースの出っ張りやエッジをなくし、手袋をつけた状態でも容易にクロノグラフの操作ができるよう大型の特殊構造機構のボタンとなっています。
 全体的なコンディションは良く、本体のケースは傷が非常に少ない状態、裏蓋にオープナー傷が若干ある程度、文字盤も大変綺麗なニアミントコンディションです。ブレスは少々の小傷と伸びがありますが、まったく問題ない状態です。手首周りは約18cmの方まで対応可能です。一般販売品ですが、チュチマ純正のカーフベルト(未使用)も付属しますので、様々なシーンで活躍しそうです。

 
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