オメガ オーストラリア空軍 RAAF 30mmキャリバー 1950年代

Stock No.

CW-B022

Brand

OMEGA

Year

1951

Model

Military RAAF

Material

SS

Size

径35mm

Caliber

30T2 SC

Lug Size

16mm

Price(Tax incl)

SOLD OUT

Comment

1950年代にオーストラリア空軍に納入されたモデルです。このモデルに搭載されているムーブメントは、もともと第二次世界大戦時にRef.4830としてイギリス空軍に納入されたものです。戦後、第二次世界大戦時の物資不足と緊急の調達の必要性により、時計そのものを調達するのではなく、傷んだケースを交換して再利用することが決定されました。これを最初に行ったのがイギリス連邦軍であったオーストラリアの空軍です。オーストラリア空軍は、1951年にオーストラリアの数少ない時計ケースメーカーである「Handly社」にケースの製造を依頼しました。これらは、ロンジンの他、オメガやルクルトの時計で行われ、その数は当時の資料によると、ロンジンが62個、オメガが150個、ルクルトが41個とされています。裏蓋にはR.A.A.F.(ロイヤル・オーストラリアン・エアフォース)と、空軍を表す「6B」の前にオーストラリア軍を示す「G」が加わった「G6B」の刻印があります。その後、イギリス空軍でもケース交換が行われ、6B/159のリケースモデルが登場しました。

文字盤はブラックミラーにゴールドレターで、経年変化によりマットっぽくなっていますが、締まった黒で、雰囲気はとても良いです。ケースの裏蓋にはこの刻印の他に手書きで「P/N40963」とありますが、これは恐らく兵士が刻印したもので、実際に使用された形跡を残しています。一般モデルだと敬遠されやすいイングレーブですが、軍用だと逆に面白いと私は思います。資料の個体はリフィニッシュ文字盤ですが、今回の個体はオリジナル文字盤です。分解掃除済みで日差30秒程度で稼働しています。





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