1966年7月にイギリス空軍で使用された、時計の取扱方法を示したマニュアルの一部をご紹介します。時計の説明や精度のテスト方法が書かれています。このマニュアルで、面白いことが分かります。
1.Chapter 1では、1940年代にオメガが製造したCal.30T2をリケースしたモデルが掲載されていますが、「Mk.7A」という名称で書かれています。
2.Chapter 2では、イギリス軍としては珍しい、アメリカのメーカーであるウォルサムのTypeA-11(米軍ミルスペック)が「Mk.8」という名称で書かれています。このイギリス軍仕様は過去2度ほど見たことがあります。
3.Chapter 3では、ご存じインターの「Mk.11」です。バンブーブレスが装着されています。
4.Chapter 4はレマニアのワンプッシュクロノグラフ、こちらもバンブーブレスが装着されています。ちょっとバランスがおかしいですが、使用勝手は良かったんでしょうね。ここで使用されている文字盤はまるでリダンのようなクオリティーなんですけど、オリジナルなんですよね。
5.Chapter 8はスミスの初期タイプの時計です。これもバンブーブレスが装着されていますが、文章内になんと”Bonklip”の文字が・・・・・
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