精工舎　旧日本軍　ポケットウォッチ　クロノグラフ　1940年代

Comment: 1941年に製造が開始された精工舎のポケットウォッチです。第二次世界大戦時に軍への納入品として製造された国産初のクロノグラフになります。当初は17石が製造され、後に7石に変更されました。主に航空用、射撃用に用いられ、一般販売はされていません。文字盤は夜光入りと夜光なしが存在し、この個体は後者になります。文字盤は多くのスレが見られますが、深い傷はなく、雰囲気は悪くありません。針はブルースチールで、多少の変色が見られます。ケースはクロムメッキで、少々の小傷、メッキ剥がれが見られますが、概ね良好な状態です。ムーブメントは7石仕様です。分解掃除済みで日差30秒程度で稼働しています。クロノグラフファンクションも問題ありません。

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