ロンジン イギリス陸軍 パラシュート部隊 C.O.S.D. 第二次世界大戦 1940年代

Stock No.

CW-F842

Brand

LONGINES

Year

1945

Model

COSD

Material

メッキ/SS

Size

径35mm

Caliber

12.68N

Lug Size

18mm

Price(Tax incl)

SOLD OUT

Comment

第二次世界大戦時のイギリス陸軍、パラシュート降下作成で使用するために作られたロンジンの時計です。かなりレアモデルです。裏蓋には「C.O.S.D.(Company Ordnance Supply Depot)」の刻印があります。これは、中隊需品補給処という意味らしいです。「2340」とこのモデルの型番で、「2123」が支給番号です。この支給番号は刻印されているものといないものがありり、裏蓋の内外に刻印されますが、この個体の場合、外側は「21」までしかありません。1944年の空挺作戦のために開発が進めらたのですが、耐震装置が付いていないキャリバー12.68Nを使用するため、パラシュート落下時の衝撃にどう耐えるようにするかが問題でした。そこで、ムーブメントとケースとの隙間を大きくあけ、専用のリングで機械を止める方法を取りました。という訳でこのケースはロンジン製ではないということになります。これは軍用時計においては行われていたことで、保有していたムーブメントと後から作ったケースを組み合わせて使用するということは稀にあります。ですが、ロンジンでこのC.O.S.Dが復刻されているため、ロンジンも認めているモデルということになります。風防はW.W.W.シリーズでも採用された傘風防を裏側からリングで留める構造を取っています。衝撃で風防が外れないようにするためです。このモデル、作戦時までに製造が間に合わず、ほとんど支給されなかったという話があります。戦後に使用されたタイプには衝撃で粉々になる夜光塗料は使われなかったと聞きます。

文字盤は少々の経年変化が見られますが、目立つ大きな傷や汚れはなく、大変雰囲気が良いです。ケースは真鍮にニッケルメッキでステンレススチールの裏蓋を装備、若干のメッキの剥がれがありますが、許容範囲かと思います。ムーブメントは綺麗な金メッキが施されています。分解掃除済みで日差30秒程度で稼働しています。




◆装着されているベルトはこちらでオーダーできます。
※品切れ中の場合もあります。
STONEWALL (ストーンウォール)
Canvas Strap #British Military カーキ
https://curious-curio.jp/watch-bands/44922
※このモデル用に注文される場合は長さをワンサイズアップにしてください。

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